1.家の仕事をほとんどしない
家族のためとはいえ、仕事に打ち込むあまり家事や育児を妻に任せっぱなしの夫は、将来「濡れ落ち葉症候群」になる可能性が高いでしょう。多忙を極めてきた仕事の反動から「老後はのんびりしたい」と考えるケースが多いようですが、妻にとっては家庭での労働が増えることになり、大きな負担となってしまうからです。
2.外へ出かけるタイプの趣味を持っている
「濡れ落ち葉症候群」になりがちな男性の特徴に、“スポーツやアウトドア系の趣味を持っている”“飲み会や接待で忙しい”といった傾向が見られます。「趣味があるなら、お互いの時間が確保できるのでは?」と考えがちですが、年々気力体力が低下していくため、定年に近づくにつれ自分時間を楽しめなくなっていく可能性もあります。その結果、妻についていくことが新たな趣味となり、女性が精神的に参ってしまうのです。
3.妻の外出を嫌がる・不機嫌になる
日ごろから、妻が食事へ行ったり、ちょっと外出したりするだけで夫がイライラしているようなら、「濡れ落ち葉症候群」になる可能性が高いでしょう。いつもの友人との飲み会や趣味の習い事なども、夫婦が働いている場合はお互い様でいられますが、定年後は外出している時間ずっと夫を待たせることになります。家事ができない夫の場合、自分がいない間の食事を妻が準備した上で、さらに時計を気にしながら外出することになるため、息抜きの時間すら落ち着いて過ごせなくなってしまうのです。
4.日ごろから妻にべったり
普段から夫が妻にべったりな場合、定年を機にそれがさらにひどくなる場合があります。甘えられるのが好きなタイプの女性なら良いのですが、24時間一緒にいる生活になると、息苦しくなってしまう場合もあるでしょう。 夫は良かれと思って仲良くしているので、無下に断ることもできず、その間にストレスが積み重なっていきます。一見仲良し夫婦に見えるのですが、実は「濡れ落ち葉症候群」の可能性を秘めているケースです。