・自宅に働ける環境はある? 在宅の副業は、パソコンや電話さえあればできるものやハンドメイド作品の販売など様々です。そのため、少しの空き時間に気軽にできると考える方も多いのですが、赤ちゃんがいる場合はそう簡単にもいきません。 赤ちゃんは音や光に敏感なので、熟睡しているようでもちょっとした話し声やタイピング音で起きてしまうこともあります。 そうなると、やっとの思いで寝かしつけをしたのに振り出しに……というのは多くのママが経験していることです。 そのため、赤ちゃんが寝ている間は静かにできる環境を作ってあげることが必要ですが、離れた場所で仕事をするという時には、赤ちゃんの周りに危険なものがないか、転落防止の対策はできているかなど、十分に注意する必要があります。 最近では、遠隔で監視できるベビーモニターなども人気です。何かあったらすぐに駆けつけられるよう、環境を整えておく必要があります。 ・産休・育休中は赤ちゃんが第一優先! そもそも、産休・育休とは、赤ちゃんとママのために設けられたお休みの期間です。その期間に働くということは、それだけ赤ちゃんとの時間を削らなくてはならなくなるのです。 ついつい仕事に熱中するあまり、赤ちゃんのお世話がおろそかになっていると、病気や事故につながる可能性もあります。最近では不幸な事件も多いため、泣かせっぱなしにしていると、近所から虐待を疑われ通報される可能性すらあります。 パパや祖父母のサポートがあるから大丈夫!と考える方もいるかもしれませんが、赤ちゃんにとってママの存在は代理が利かないものです。小さい内にママからたくさん愛情を注がれて育った子どもは、ストレス耐性が強く、社会に出ても成功しやすいという研究結果も発表されています。 まずは赤ちゃんとの生活を一番に考えてみてください。 産休・育休中の副業を検討されているママに向けて、注意すべき内容をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。 副業を考えている方の中には、金銭的な問題を抱える方や、仕事をしていないと社会から取り残されるようで落ち着かないという方など様々です。 しかし、赤ちゃんと過ごす時間は今しかありません。周囲への協力もお願いし、副業する場合にも、できるだけ赤ちゃんとママに負担のない程度にしてみてくださいね。