■自分のことは自分ですること

義理の実家に滞在中、嫁にとって悩みのタネになりやすいのが「家事のお手伝い問題」についてです。親世代の中には、お手伝いをして欲しい人もいれば、して欲しくないという人もいます。 無理に踏み込むのもためらいますし、自宅とは使い勝手が異なる義理の実家の雰囲気に、気後れするママも多いのではないでしょうか。 家事に関するストレスは、「自分たちのことは、できる限り自分たちで行う」ことで軽減できる可能性があります。「洗濯物をどうしよう……」と悩むぐらいなら、洗濯機を借りて、自分でやった方が気楽というわけですね。 食事の準備も全て別で!というのは難しいですが、まだ食べられるものが限られている子どもの食事などは、自分たちで用意するのがオススメです。 これなら、ごく自然に一緒にキッチンに立てますし、義理の両親の作業の様子を見ながら、ごく自然に手を貸すこともできるでしょう。 ストレスの原因になっている作業があるなら、「自分たちでする!」と割り切ることで、気持ちが楽になるはずです。

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■最低限のマナーは守ること

義理の実家で気持ち良く過ごすためには、まず義理の両親から「歓迎される存在」であることが大切です。そのためには、最低限のマナーを守ることはとても重要なポイントです。ぜひ以下の項目をチェックしてみてください。 ・帰省の予定や日数が決まったら、すぐに連絡する


・手土産を持参する


・派手になり過ぎないメイクや服装


・にこやかな挨拶


・手伝えることは、積極的にお手伝いする 義理の実家に出かける嫁も大変かもしれませんが、息子と嫁、そして孫を迎え、もてなす義実家側にも苦労はあります。 そこをきちんと理解して、「よろしくお願いします」の気持ちを伝えることは、とても大切なこと! 予定が決まったら、できるだけ早いタイミングでお知らせしましょう。 また、「お願いします」の気持ちは、言葉だけではなく「手土産」で示すのも効果的です。「義実家のみなさんに喜んでもらえるように選びました」という気持ちが伝われば、嫁の心証も良くなるはずです。 「こういうことを気遣わなければいけないから、ストレスが溜まるんだよね……」なんて思う気持ちもわかりますが、義理の両親に好かれるかどうかは、滞在中の居心地にダイレクトに関わってきます。ときには「女優」になったつもりで、乗り切ってみてください。 ■まとめ 義理の実家に滞在することを考えるだけで、長期休暇の前はなんとなくナーバスになってしまう……なんて方もいるのかもしれませんね。 自分の実家とは違いますから、自由に振る舞えないのは当然のこと。しかしほんの少し、過ごし方を変えてみるだけでも、ストレスを大幅に軽減できる可能性があります。 義理の実家との関係性が円滑になれば、「帰省も苦ではないし、むしろ行きたい!」なんて状況もあり得るのかも……? 今回紹介したコツも意識しながら、「自分なりにストレスを軽減し、義理の実家でもっと楽しく過ごすための方法」を模索してみてくださいね。