■子育ては本来とても楽しいこと
仕事との両立をしていると特に、子育てはとても大変なことという意識が強くなりがちです。 もちろん大変なこと、たくさんのストレスを感じることであるのも育児のひとつの側面であり、間違いのない事実ではあります。ですが一方で、子どもを育てるというのは本来とても楽しいことである、というのもまた事実なのです。 子どもが生まれる前には、「どんな子でもいい、ただ元気に育ってくれればいい」と無事に生まれてくること、その後の元気な成長だけを願っていたママがほとんどでしょう。まだ見ぬ子どもとの生活に胸を弾ませ、出産を楽しみにしていた方も多いと思います。 ところが、実際に育児がスタートしてみると、全てがそんなきれいごとで片付くわけではないという現実に直面せざるを得なくなります。子どもは思っていた以上に言うことを聞いてくれないし、パパやおじいちゃん・おばあちゃんも気は使ってくれるもののどこか的はずれなことしかしてくれないし……と、産後のホルモンバランスの乱れや毎日のストレスがどんどん積み重なり、子育てがとてもつらいものに感じられるようになってしまうのです。 ママが感じるつらさやストレスはもちろん本物なのですが、だからといってそれを放置してしまえば状況は悪化するばかり。大切な子どもやパパとの関係まで悪くなってしまうことだってあります。 育児を通して子どもの成長を一番近くで見守るのは本当はとても贅沢で貴重な経験です。目先のイライラにとらわれず、「育児は楽しい」ということも意識的に思い出すことで自然とストレスやつらさからも解放されやすくなりますよ!