貯金はしてるんだよね?(まどかさん/32/販売員)

「大手ゼネコン勤務で年収1000万円」という響きに魅了され、旦那との結婚を決めました。超富裕層というわけではありませんが、共働きですし、人並み以上の生活は送れると思ったからです。結婚して子どもも生まれ、生活も大きく変わりました。でも、ひとつだけ変わっていないものが…それは「旦那の金銭感覚」。 独身時代は好きなときに好きなだけお金を使えていたのでしょう、しかし家族ができると話は別。生活費も必要だし、将来のための貯蓄も必要です。当然分かっていることと思っていたのですが…旦那の希望で財布を別にしていたことが災いして、彼の金銭感覚が変わらないことに気づけなかったんです。

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それが明らかになったのは、結婚してから5年が経ったときのこと。「これ買ってきた」と嬉しそうに見せてきたのは、数百万円はするであろう腕時計。彼が稼いだお金なので別にいいのですが、何気なく「貯金はちゃんとしてるんだよね?」と念をおすと…旦那は突然黙ってしまったんです。そして問い詰めた末にようやく白状した貯金額は、なんと3万円。 「嘘でしょ!?
半泣きの私に、彼が言った言葉は「ごめん」だけでした。その後、今まで彼が買ってきた時計やブランド物をすべて売却させ、私が財布を管理することで許してあげましたが…。