毎日のように新しい話題がフィーチャーされるネットの世界。この記事では、SNSや検索サイトで注目を集めているワードを解説&深堀りしていきます。今回取り上げるのは、Twitterで話題の「昭和生まれの20代」。

 

「昭和生まれの20代」がこの世からいなくなる?


1月7日に「昭和生まれの20代」がTwitterのトレンド入りを果たしました。理由は簡単で、この日は「昭和生まれの20代」が絶滅したから。単純な出来事ですが、受け取り方は人によって様々なようです。

 

そもそも昭和の時代は、1926年(昭和元年)から1989年(昭和64年)の1月7日まで続きました。当時内閣官房長官だった小渕恵三さんが「新しい元号は『へいせい』であります」と発表している映像は余りにも有名。翌日の1月8日から“平成元年”になるので、この日以降に生まれた人は全て“平成生まれ”になります。

 

今年で1989年から30年が経つので、1月7日をもって最後の昭和生まれが30歳の誕生日を迎えることに。これにネット上では、「考えてみれば当たり前のことだけど、しんみりしちゃった」「自分も年をとったな…」「時代の変化を感じる」「意外と衝撃がでかい。そっか… もう『昭和生まれの20代』はいないのか」といった声が上がっていました。

 

年配の人は“寂しい”と感じる人が多いようですが、若者の中には“意外”と驚く人も少なくない模様。平成生まれの世代からは、「もう『昭和生まれの20代』ってとっくにいなくなってるものだと思ってた!」「つい最近まで『昭和生まれの20代』が存在していた方が衝撃的」といった意見が寄せられています。