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数年前から大ブームとなっているパンケーキ。その人気は衰えず次々に新しいお店がオープンしているほどです。ふわふわタイプやしっとりタイプ、とろけるタイプなど、いろいろ特徴のあるパンケーキがありますよね。 パンケーキといえば、真っ白い生地をフライパンやオーブンできつね色になるまで焼くものですが、最近話題になっているパンケーキは出来上がりが真っ黒!決して焦げているわけではないのですが、見た目のインパクトの強さに驚いてしまう人も少なくありません。そんな噂の「黒いパンケーキ」について、いろいろ調べてみましたので紹介しますね。 ■「黒いパンケーキ」とは 話題の黒いパンケーキは、一体どこのお店から登場したのでしょう。気になるところですよね。


黒いパンケーキは、ハワイのワイキキに2017年にオープンしたデュークスレーンマーケット&イータリーの中のバサルト(Basalt)というレストランから誕生したパンケーキです。 正式名称は黒いパンケーキではなく「チャコール・バターミルク・パンケーキ」で、お店の名物メニューの一つです。


最初は普通のパンケーキだったそうですが、途中から見た目も味もインパクト大の真っ黒なパンケーキに生まれ変わりました。 パンケーキが真っ黒な理由は「炭」を生地に練り込んでいるからです。以前は日本産の竹炭を使用していたそうですが、最近はココナッツ殻の炭を利用しているそうです。 なぜパンケーキを黒くしたかは不明ですが、アメリカで活性炭が食のトレンドになっているのが関係しているかもしれませんね。


日本では古くから消臭や美容などの効果があることでしられていますが、その効能がアメリカでも注目され、人気の食材となっています。 デトックス効果だけでなく、食材に使用したときの見栄えのインパクトから、ドリンクやスイーツなどに多く使用されており、アメリカで大人気の食材になっています。


アメリカでは「チャコール」と呼ばれており、黒いパンケーキはもちろん、黒いワッフルや黒いパン、黒いデトックスジュースや黒いアイスなど、さまざまなメニューにとりいれられています。 アメリカでは既に人気だったチャコールメニューがハワイに上陸し、日本でも話題になっているようですね。


バサルトの黒いパンケーキは、日本にはまだ上陸していないので、食べることができません。これほど話題になっているので、日本に出店する日もそう遠くないかもしれませんね。