■子どもの年齢を考慮する

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親子3世代で旅行に行く場合、まずは子どもの年齢を考えて行き先を決めなくてはなりません。まだ赤ちゃんであれば、大人が行きたい旅行先に決めれば良いですが、幼稚園や小学生ぐらいだと、大人が行きたがる旅行先は子どもにとってつまらない場所になります。 子どもは観光ばかりの旅行だとすぐに飽きてしまうので、泣いたりぐずったりすることも考えられます。子どもが楽しめる遊園地のある旅行先を選ぶと、子どもは喜ぶけれど両親が疲れてしまうこともあります。 大人は自分の行きたくない旅行先だとしても周りに合わせることができますが、子どもはそうもいきません。せっかくの旅行が子どもにとってはつまらない思い出にならないよう、子どもの年齢を考えて行き先を考えたほうが良いでしょう。 子どもが中高生ならばそれほど考慮する必要はありませんが、まだ感情のコントロールができないほど幼い場合は、子どもをメインに行き先を考えてあげたほうが良いでしょう。 子どもがつまらなそうにしている旅行だと、かえって両親に気を遣わせてしまうので、両親も子どもも楽しめる観光先を組み合わせて、行き先を決めましょう。 ■両親の体力を考える 体力に自信のある両親なら問題ありませんが、高齢にさしかかっている場合は、両親の体力を考えてあげなくてはなりません。年齢とともに腰やひざが悪くなりますので、長時間歩くのは難しいと考えたほうが良いでしょう。 旅行先では歩いたり荷物を持って移動することも多く、想像以上に高齢者に負担をかけてしまいます。元気な子どもたちと旅行に行くと、子どもたちのペースに合わせなくてはなりませんので、旅行先でダウンしてしまうことも考えられるでしょう。 また、持病をもっている場合は旅行先も配慮しなくてはなりません。何かあった場合はすぐに病院に行けるよう、医療機関の近くに宿泊するなどの配慮が必要です。 子どもが楽しめる旅行先に出かける場合も、すぐに休憩できる場所があるかチェックをしておいたり、子どもが遊んでいる間はゆっくり観光できる場所でのんびりしてもらうなど、考えておきましょう。 ■まとめ 親子3世代の旅行先の決め方について紹介しました。子どもがまだ小さな場合は、テーマパークや神社仏閣のどちらも観光できる地域を選ぶのがおすすめです。また、自然を楽しめる旅行先や、体験観光ができる旅行先などもおすすめです。できるだけみんなで楽しめる旅行先を見つけて、たくさん楽しい思い出を作ってください。