◆情報セキュリティ管理士とは?
「情報セキュリティ管理士」と聞くとネットワーク技術者向けの資格と思われるかも知れませんが、ネットワーク技術者にだけ必要な資格ではありません。 人事・総務・経理などのような事務の職務に携わる方や営業職、管理職の方にも必要な資格と言えるでしょう。 企業で取扱っているネットワーク情報を実際に利用しているのは、そこで働いている社員全員になります。実際に、ネットワークの情報漏洩はネットワーク技術者からではなく、むしろ事務職、営業職、管理職などの職場から起こっていると言われています。 そのため、企業の情報漏洩を防ぐためには、全社員への情報セキュリティ教育が必要と言われています。 情報セキュリティ管理士資格を取得するには、様々な場面で起こっている情報漏洩の脅威と利用しているデバイスやアプリケーション、情報セキュリティ対策に関して学習する必要があります。 試験は年に3回実施されており、合格率は45%前後となっています。 職場においてセキュリティ対策の管理職・リーダーとして必要な知識があることが証明されることになり、多くの企業が情報漏洩防止に頭を痛めていますので、どのような職業でもキャリアアップに活かすことが期待出来る注目の資格と言えるのではないでしょうか? 新しく出来た注目の資格についてご紹介して来ましたが、資格が出来て間もない資格は取得している人が少ない内に取得することも重要なポイントになって来ます。 資格取得者が少ない内の方が活躍の場がより多くあり転職や再就職の際の競争率も低いことになりますので、少しでも興味があれば、まずは受験してみることをおススメします。 今回ご紹介した2つの資格は、再チャレンジのときには受験料が10%割引になるという制度が設けられています。また、どちらの資格も再チャレンジの方が合格率もアップしているそうですので、まずは試験の全体的な流れや傾向を把握するためにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?