■オススメ隠し味4「ココア」
カレーの専門店でも使われているのが、ココアです。肉の臭み消しや風味付けのために、ココアを用いるケースが多いようです。家庭においても、お肉の下ごしらえにココアパウダーとカレーパウダーを使ってみてください。ルーそのものは市販のものでも、味わい深くしてくれます。 またカレーの出来上がりにココアを加える方法もオススメ。インスタントコーヒーと同じように、ほろ苦い風味が、カレーを濃厚に仕上げてくれるでしょう。大さじ1/2程度を入れてみてください。
■オススメ隠し味5「砂糖」
料理に「甘味」をプラスする調味料として定番の砂糖も、カレーの隠し味として使えます。カレーに砂糖を適量加えることで、カレーに濃厚さをプラスしてくれます。 砂糖入りのカレーを食べると、砂糖の甘さがふんわりと広がり、その後カレーのスパイシーな味わいを楽しむことができます。砂糖を入れるときには、甘くなりすぎないよう注意しましょう。小さじ1程度から、味見をしながら少しずつ加えていくのがオススメです。
■オススメ隠し味6「酢」
カレーに酢を加えると、酸味が加わることで味がぐっと引き締まります。普段のカレーに「何か一味物足りない」と感じているのであれば、こちらの隠し味を試してみると良いでしょう。 酢を加える目的は「酸味」なので、別の調味料で代用することも可能です。レモン汁や白ワインビネガーなど、自宅にあるものを加えてみてください。小さじ1程度を加えてみて、酸味とカレーの味のバランスを、チェックしてみてくださいね。
■オススメ隠し味7「赤ワイン」
洋食の調味料として定番の赤ワインも、カレーの隠し味として使えます。他の隠し味とは違って、具材を煮込むタイミングで水の総量の1/3程度と、たっぷり注いでカレーを作ります。 赤ワインを使って煮込むことで、お肉は柔らかく、またカレー全体の味がさっぱりと仕上がります。「カレーは美味しいけれど、ちょっと重い」と感じる方にとっては、大人の味わいのワインカレーを試してみてください。
■オススメ隠し味8「しょうゆ」
最後は、日本人のキッチンに必ずある!と言っても過言ではないしょうゆです。ルーを入れる前に、しょうゆを小さじ1程度入れ、その後20分ほど煮込んでください。最後にカレールーを入れて完成です。 しょうゆを入れることで、カレー全体の雰囲気が「和風」へと近付きます。味が引き締まったように思える方も多いことでしょう。
■まとめ
同じ市販のルーを使っても、隠し味を変えることでさまざまな風味を楽しめます。それがカレーの魅力の一つだと言えるでしょう。 「いつも同じ定番カレー」に飽きてしまったときには、ぜひ隠し味による簡単アレンジも楽しんでみてくださいね。