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カレーは、みんなに愛される定番の家庭料理です。簡単にできてごはんが進み、子どもたちも喜んで、次の日にも食べられる!と、メリットいっぱいのメニューですよね。 市販のルーを使って手軽に作る方も多いですが、隠し味で「我が家ならではの味」を楽しむケースも増えてきています。 市販のカレールーをより本格的にアレンジできる!? オススメのカレーの隠し味を8つ紹介します。好みの味を探してみてください。

 

■なぜ隠し味を入れると、カレーは美味しくなるの?

もともとのカレーは、さまざまなスパイスを混ぜ合わせて作るもの。その中で、自分の好みの味を探し求めていくことができます。 市販のルーも、各メーカーがこだわりを持って作っています。しかしあくまでもそれは「万人向けの商品」であり、一人一人の好みに細かく応じられるわけではありません。 人によっては、「もっと風味が欲しい」「コクが強すぎる」なんて、不満を抱くケースもあるでしょう。このような細かな不満にも対応しやすいのが、隠し味なのです。隠し味として使う食材には、「え!?」と驚いてしまうようなものも多いですが、味の濃いカレーと組み合わせることで、絶妙なハーモニーを生み出してくれます。 市販のルーで、なかなかお気に入りを見つけられない……なんて方にとっても、隠し味は強い味方となってくれます。ぜひいろいろ試して、好みの味を見つけてみてください。

 

■オススメ隠し味1「味噌」

ここからは、オススメの隠し味について具体的に紹介していきます。まずは和食に定番の調味料「味噌」です。 味噌にもさまざまな種類がありますが、カレーと馴染みやすく隠し味として使いやすいのは「白味噌」です。うまみがたっぷりと詰まっているので、カレーの味を引き立ててくれます。 カレーを作ったら、仕上げに味噌を小さじ1ほど溶かし入れてみてください。また白味噌以外でも、赤味噌や八丁味噌なども、独自の味わいをプラスしてくれます。

 

■オススメ隠し味2「インスタントコーヒー」

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こちらも、自宅に常備しやすい隠し味の一つです。「カレーとコーヒーなんて……」と思う気持ちもわかりますが、コーヒーの香ばしさがカレーとの相性も抜群です。 またコーヒーには「苦み」も付き物ですが、カレーの深みやコクを生みだすポイントとなってくれます。プロのシェフからも支持される隠し味で、これまでとは一味違うカレーを楽しめることでしょう。 入れるタイミングはカレーが出来上がったあとで、小さじ2~3が目安です。

 

■オススメ隠し味3「ソース」

出来上がったカレーにソースをかけて食べる方もいますが、隠し味として使うことで、カレーそのものの風味をアップできますよ。もともとソースは、さまざまな野菜やフルーツをじっくり煮込んで作ったもの。さまざまな風味が組み合わさっているカレーに、より深い奥行きを与えてくれることでしょう。 ウスターソースが定番ですが、オイスターソースも隠し味として使えます。カレーが出来上がったあとに、小さじ1~2を目安に入れてみてください。