優しいナレーションに癒される
日本版のナレーションを務めたのは佐々木蔵之介さん。美しい映像にぴったり、心にすーっと入ってくる優しいナレーションで、耳も気持ちも癒してくれます。英語版はロバート・レッドフォード、中国版はジャッキー・チェンが担当しているので、聴き比べてみるのもおもしろいかもしれません。
パンダやヒグマ、ペンギンのような、観るだけで癒される可愛い動物たちだけでなく、勝者は1頭だけという激しい決闘をするキリンや、花の蜜をめぐりミツバチと戦いを繰り広げる中、雨という自然とも同時に戦わなければならないハチドリなど、必死に生きる姿が見られるのも本作の魅力です。
動物たちの1日を、「太陽」の動きとともに覗いてみてください。パンフレットには動物たち(キャスト)の豆知識やおすすめポイントも載っています。わたしたち人間が過ごす1日と動物たちが過ごす1日。違いや共通点を見つけるのも楽しいですよ。
文/タナカシノブ