■片付かないときにやるべき行動
間違った収納を見直したら、次はきれいな状態を保つための工夫が必要です。ついついものが増えてしまう人はこまめに所持品と向き合う必要があります。これだけは実践しておきたいおすすめの習慣を3つご紹介します。
1.とりあえずボックスの設置
元の場所へ戻したり、仕分けするのが苦手という人は、一時的にものを保管できる「とりあえずボックス」を設置してみるのはいかがでしょうか。今はしまうことができないけれど、週末など時間が開いたときに対応しようと決めて保管しておくためのものです。コツは、ボックスの大きさをA4の紙が入る厚さ5cmくらいのものすることです。入れられるものが限定されるため、すぐに容量がいっぱいになり、必然的に整理しようという気持ちになります。
2.月に一度の定期点検
クローゼットや冷蔵庫の中、書類ケースの中など、ものが増えがちな場所の収納は、月に一度は見直すようにしましょう。パンパンになって新しいものを収納できなくなっていたら捨てる合図です。必ず収納スペースに収まるよう物を管理することを意識しましょう。また、収納スペースに少し余裕をもたせ、中がすべて見渡せる状態にしておくことも大切です。
3.何かひとつ購入したら、何かひとつ捨てる
洋服が好きな方は新しい服を増やすことでクローゼット内のスペースがどんどんなくなっていきます。そこでおすすめなのが、何か購入するたびに何か捨てる方法です。例えばブラウスを購入したら、同じようなデザインのブラウスは捨てる、ワンピースを購入したら、数年前に購入したワンピースは捨てる、といった具合です。捨てるのがもったいないという場合には、フリマアプリで売れば節約にもなりますね。一気に断舎離するのに躊躇するという方は、こういった方法でこまめに断舎離していく工夫が必要です。 いかがでしたでしょうか。なかなか片付けられないものを捨てるのが苦手な人でも、工夫次第で生活しやすくなります。ぜひ自分に合った習慣を少しずつ取り入れてみてくださいね。