「顔パス」で買い物や食事を楽しめる!?
和歌山県白浜町の「南紀白浜空港」は、来年から空港内や町内にあるホテル・飲食店などで顔認証システムの実証実験を開始すると発表。参加事業所では、現金やクレジットカードが無くても「顔パス」で買い物や食事を楽しめるようになります。
利用者は事前に、自分のスマートフォンか空港のタブレット端末で顔やクレジットカードなどの情報を登録。ホテルではチェックインがスムーズになるほか、カギを持たずに部屋の解錠が可能に。商業施設ではキャッシュレス決済による“手ぶらショッピング”が「顔パス」でできるようになります。この「南紀白浜空港」の取り組みは、来年1月14日から8月末まで実施される予定だとか。
さらに今年10月には「Apple」が、「声」によってユーザー認証する特許を取得したことが発表されました。これまでの「Apple」製品には「顔」や「指紋」などの認証システムが採用されてきましたが、将来的には「声」が加わる可能性が。すでにスマートスピーカーなど話しかけるだけで動く家電が登場していますが、未来の世界には「声パス」が登場するかもしれません。
現代社会は、技術の進歩によってどんどん便利になっていきます。今後はどのような技術で私たちを驚かせてくれるのでしょうか。
文/河井奈津