「絶対開けるな!」と死守する箱の中身(りこさん/41/パート)

ある日、見知らぬ通販会社から旦那宛の荷物が届きました。勝手に開けてはいけないと思い、一応メールで「荷物が届いたけど、開けていい?」と聞くと、「絶対に開けないで!」と全力で止められました。

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荷物自体は軽いものの、中身は確認できません。宛先欄の下には「内容:雑貨」との記載が…そういえば「大人のおもちゃは、カモフラージュのために当たり障りのない内容表記をする」と聞いたことが。
はは〜ん、これは〝そういう類い〟のものだな…と察した私。「まぁ、旦那も男だし、仕方ないわよね」と大人オンナの対応をすることにしました。 帰宅した旦那は、例の荷物をさっさと別の場所へ。「私は先に寝るね、おやすみー」と言い残した30分後…探偵気分で旦那の部屋をのぞき見したんです。するとそこには、カラフルなハンカチを帽子から引っ張り出している旦那の姿が。 「…なにやってんの?」「て、手品…」と申し訳なさそうに答えました。そう、大人のおもちゃだと思っていたのは「手品グッズ」、来たる忘年会に向けて必死に練習していたのです。隠していた理由は「いつかお前にも見せて驚かせたかった」とのこと。ちょっとうれしい誤解で、ほんの少しにやけた私なのでした(笑)。