プライドを持ってぶつかってくるオタクが評価される時代!
林先生は「オタクは本気でケンカする」という分析も教えてくれました。マニアやオタクの人たちは、譲れない分野において意見を必死で伝えますよね。番組に出演していた鉄道オタクのモデル・市川紗椰さんも、「知識の見解に対するプライドがありますから、何度かケンカしたことはあります」とコメント。
あるキャリアコンサルタントは、実際に企業で行われた新入社員の合宿で面白い光景を目にしたそう。ディスカッションのため社員を数班にグループ分けしたところ、なぜかオタクばかりが集まった班ができてしまいます。傍から見て誰もが「厳しそうだな…」と思っていましたが、課題を与えてみるとことごとく好成績を連発。新商品のPR戦略などの課題で、想像以上の成果を残していたようです。
林先生は、「普通の人はみんなの様子を見て『ここで突っかかっていくと言い合いになって面倒だな』と引いてしまう」「今の時代そんなことでは良いものは生み出せない。自分が自信のある分野、プライドを持っている分野で意見をぶつけ合い、その中から生まれてくるものに価値がある時代になってきた」と締めくくりました。
番組を見ていた視聴者からは、「林先生の説得力がスゴい。めちゃくちゃ納得してしまった」「一芸に秀でた人や特殊技能を持っている人と同じ感覚? 確かにそういう人は多い方がいいよね」「ついにオタクの時代到来か… 胸が熱くなるな」「ものすごく理解できる。これからは得意分野で活躍できる人が増えてほしい」と共感や驚きの声が相次いでいます。