職場の雰囲気を良くするための取り組みとは?


続いて「どのような職場の雰囲気を“良い”と感じますか?」と質問。最も多い回答は「挨拶がきちんと交わされている」(84%)になりました。回答者からは、「会話はなくても、挨拶は最低限のコミュニケーションとして必要だと思うから」(27歳)、「朝の挨拶があるだけで、一日が気分良く始められる」(32歳)などの声が寄せられています。

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次いで多かったのが「互いに助け合っている」(81%)。回答者からは「どんな仕事も、チームワークが大事だと思う」(24歳)、「お互いにフォローし合えるということは、信頼関係ができている証だから」(37歳)といった声が上がっていました。

 

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さらに「職場の雰囲気を良くするために、ご自身で行なっている(行なっていた)こと」を調査。その結果、68%の人が「ある」と回答しました。では職場の雰囲気を良くするため、具体的にどのような取り組みをしていたのでしょうか。

 

<職場の雰囲気を良くするための取り組み>

 

「小さな事でも積極的に誉めたり、お礼の声かけをしています」(25歳)

 

 

「“挨拶活性化委員会”を作り、社内で挨拶する風土づくりをした」(27歳)

 

 

「私用などで休む人がいても、不満を持たずに、お互い様だと考えます。仕事がまわらないなどの影響がある場合は、休む人にではなく、会社に対してスタッフを増やすなどの改善を求めます」(29歳)

 

 

「役職関係なく、全員で社内の掃除を行なっています。協力して掃除をすることで、会話が生まれ、雰囲気も良くなります」(29歳)

 

 

「普段仕事の関わりがない人とも積極的に会話をする。そこから業務に繋がる話題が出たり、必要な情報を得られることもある。また自身も常に人から話しかけられやすいよう、笑顔を心がけている」(33歳)

 

 

「朝礼で、その日が誕生日の人を発表。みんなでお祝いしています。その日1日、みんなから『おめでとう』と声をかけられている姿は、本人だけでなく周りも幸せな気持ちになります」(34歳)

 

 

「“サンクスカード”という制度があります。何か感謝をしたいときは、メールでサンクスカードを送って、気持ちを伝えています」(39歳)

 

 

「忙しくても、イライラした態度を取らないよう心がけています。また、一緒に働いている人が困っていたり大変そうな時は、積極的に声をかけて、手伝います」(44歳)

 

 

職場の雰囲気は、仕事に取り組むうえで非常に大切なもの。職場の雰囲気を良くしようと、自ら行動する人も多いようですね。

 

■調査概要

 

調査方法:インターネットによるアンケート

 

 

調査対象:「エンウィメンズワーク」を利用するユーザー

 

 

有効回答数:女性328名

 

 

調査期間:2018年9月13日~10月17日

 

 

文/原田美咲