4人家族なら89平米が「少なくとも必要」!?
では、子どもがいる家庭ではどのくらいの広さがベストなのでしょう。「最低居住面積水準」と「誘導居住面積水準」を算出する場合は、3歳未満の子どもは0.25人、3歳以上6歳未満が0.5人、6歳以上10歳未満は0.75人として計算します。
世間でも「子どもを育てるならどのくらいの広さが良いのか迷う」「今は大丈夫だけど、2人目以降をどうしようか…」と、悩んでいる人は少なくない模様。不動産情報サイト「at home」では、子ども2人と首都圏で暮らす4人家族に「住まいの条件」をアンケートしました。
「4人家族が幸せに暮らすために少なくとも必要な家の広さ」を聞いてみたところ、平均は89.0平米という結果に。6~9歳の子ども1人と、10歳以上の子ども1人がいる家庭の「誘導居住面積水準」が都心で90平米なので、ほとんど一緒ですね。
また、最低限必要だと思うリビングの広さは平均「12.2畳」という結果に。「どんな住まいであっても、愛さえあれば幸せに暮らせると思う」と答えたのは33%にとどまりました。それぞれの家族に合わせた居住スペースや住まいの形は、意外と重要なのかもしれません。
文/河井奈津