「イソフラボン」と「ビタミンC」も肺がん予防に効果的!


肺がんに効果的な食材は、他にもあります。過去に放送された『きょうの健康』(NHK)では、“肺がん予防”で活躍する「イソフラボン」と「ビタミンC」について解説しました。国立がん研究センターの調査によると、イソフラボンの摂取量が多いほど“発症リスク”が低いそうです。イソフラボンが含まれている食材は、“豆腐”や“納豆”といった大豆食品。気軽に摂取できる豆腐などを食べて、肺がん対策をしてみてください。

 

もう1つのビタミンCは、体を老化させる“活性酸素”を処理する大切な栄養素。体内のビタミンCが少ないと老化が進行してしまい、がんなどの病気が発症しやすくなります。栄養を補うためには緑黄色野菜やアセロラ、いちご、レモンなどを食べるのがおすすめ。

 

ただし緑黄色野菜の場合は注意が必要です。緑黄色野菜には「β-カロテン」が豊富に含まれており、多く体内に取り込むと肺がんのリスクを高めてしまう可能性が…。バランスよく食べることが大切なので、緑黄色野菜は適度な摂取を心がけましょう。

 

文/牧野聡子