70歳までの雇用確保は企業にとって負担?


一方で反対派からは「企業側にとって負担になりそう」「これで年金受給のタイミングも“延長”になったりしないよね?」「70歳になってまで働かなくてもいいような社会にしてほしい」「70歳にもなると体力とかが落ちてくるし、さすがに無理があるのでは?」といった声が。確かにネット上では「もう60歳で仕事辞めたいのに辞められない」と嘆く人もおり、そちらの方を問題視する人も少なくないようです。

 

しかし反対派の中には“義務化”について勘違いしている人も多い模様。Twitter上では「70歳まで働かなくちゃいけないの?」「そんな年になるまで働かなくちゃならないなんて…」といった書き込みも見受けられます。

 

今回検討されているのは“70歳までの就業”の義務化ではなく、企業に向けた雇用確保の義務化。このことを踏まえた上でも賛否の意見があるのは確かですが、今後はどのように受け入れられていくのでしょうか。

 

文/河井奈津