みなさんは、「ネイルオイル」をご存知でしょうか?ネイルをする人が爪のケアに使うイメージかもしれませんが、爪が割れやすい人やささくれになりやすい人にもオススメのアイテム。整理収納アドバイザーとして有名な女性も、化粧ポーチの中に忍ばせていたことで話題のアイテムです。 今回は、ミニマリストの方でも持っておきたいアイテムの「ネイルオイル」についてお伝えします!
◆ネイルオイルとは?
ネイルケア用品の一種であるネイルオイルは、塗るだけで爪のケアとネイルのキープに役立つ一石二鳥のアイテムです。 ほとんどのネイルオイルは植物性オイルを主成分としており、その高い栄養分を爪に塗るだけで健康効果が得られます。二枚爪や割れて深爪になってしまう方も、「ネイルオイルを塗って気にならなくなった!」と手放せなくなるんだとか。 また、ハンドクリームも栄養分をたっぷり含んだケア用品ですが、爪に使うのならネイルオイルの方がおすすめです。 ハンドクリームよりもネイルオイルは粒子が細かく、乾燥した爪の内部まで浸透しやすいためです。ハンドクリームは手全体を包んでケアしてくれますが、ネイルオイルは指先に集中して栄養を与えてくれます。 ネイルオイルには保湿力もあるので、指先に施したネイルを乾かさず長持ちさせてくれます。ジェルネイルは乾燥するとすぐに剥がれやすいネイルですから、こまめにネイルオイルを塗っておくことでネイルを長持ちさせることができますよ。 ネイルオイルでどの程度ネイルが長持ちするのかは人により異なりますが、ネイルが剥がれるたびに塗り直すのは大変ですし、ネイルアートのお店でおしゃれなネイルを施してもらった後は特に長持ちさせたいですよね。 ネイルオイルは爪の健康を保ち、おしゃれを長続きさせるのに欠かせないアイテムなんです。
◆ネイルオイルの種類
日本で一般的に使われているネイルオイルは3タイプに分けられます。この中から、自分に合った使いやすいタイプのネイルオイルを選んでみましょう。 スタンダードなのは、マニキュアタイプのネイルオイルです。 マニキュアの中身がネイルオイルに変わったような印象で使いやすいですし、ネイルオイルのボトルの中にドライフラワーを浮かべたものもあり、お手持ちのマニキュアと並べて飾ってみてもおしゃれですよ。マニュキュア感覚で塗れるので、初心者の方にオススメしたいタイプですね。 スティックタイプは、ペンのような形のネイルオイルです。先端が筆ペンのような形状をしており、筆ペンタイプとも呼ばれます。 置くことを前提としたボトルなどとは異なり、持ち運びやすくなっているのが一番の特徴です。手や爪の乾燥が気になる時に、いつでもポーチやカバンから取り出してケアできる気軽さが魅力です。 ロールオンタイプは、ボトルの先端にボールがついているタイプのネイルオイルです。前半のボールをコロコロと爪の上で転がすとオイルが塗れます。持ち運びもできる上になじませる時間も短いので、忙しいママにも人気です。少量ずつ滲み出るので、液垂れの心配もありませんよ。 容器の形状のほか、ハンドクリームのようにいろいろな香りがあるのもネイルオイルの特徴です。香りの一例を挙げると、ラベンダー、ローズ、ゼラニウム、ジャスミン、フレッシュオレンジ、レモン、ミント、ワイン、リッチェアクベバ、マージョラム、サンダルウッド、ヒノキのネイルオイルがあります。 優しい気持ちになりたいとき、リラックスして落ち着きたいとき、気分をリフレッシュして元気になりたいときなど、アロマの効果を期待してネイルオイルを使ってみてもよいでしょう。
◆正しい使い方
ネイルオイルは、丁寧な手順を踏んで使うことでより効果がアップします。 せっかく買ったネイルオイルも、適当に塗ってしまうと十分な効果が発揮できません。最後に、正しいネイルオイルの使い方をレクチャーします! まず最初に、手を石鹸で洗って清潔にしましょう。お湯を使って洗うようにすると爪の甘皮がふやけるので、より浸透しやすくなりますよ。 次に、化粧水を全体になじませます。水分を先に肌に入れてネイルオイルで閉じ込めることで、より充分な保湿効果が得られます。この時に、保湿力の高いタイプの化粧水を選ぶようにするとさらに効果がアップします。 そしていよいよネイルオイルをつけます。 ポイントは、爪ではなく「爪の周りの皮膚に塗る」ことです。爪を囲うように、優しく塗ってください。この時に爪先の裏側までネイルオイルをつけるようにすると、爪先までしっかりと保湿できます。 ネイルオイルを塗った直後はぬるぬるとした感触が残りますが、指の腹でマッサージするようになじませましょう。爪にツヤも出て一石二鳥です! ネイルオイルは、爪のケアとネイルを長持ちさせるのに便利なアイテム。指先まで気を使える女性はやっぱり素敵ですし、ささくれなどの予防にも効果的があるんです。そんな便利なネイルオイル、ぜひ使ってみてくださいね。