どんな子どもも、必ずと言っていいほど迎える「反抗期」。心の成長に欠かせない時期とはいえ、その扱いは難しく、親にとっては頭を抱えることも多いですよね。ましてやママにとって娘は同性ということもあり、もどかしく思うことやカチンとくることも多々…難解な思春期ガールズを、なんとか理解したいと奮闘したママたちの体験談です。

 

「年上の友だち」になる(みきさん/47/パート)

娘は小学生で少し早い反抗期を迎え、不安定になった時期がありました。いろいろ紆余曲折を経た結果、私はそれ以来「年上の友だち」としてつき合うようにしています。 パートや家事で忙しく疲れた時もありましたが、できるだけ娘と一緒にいる時間や話のきっかけを作りました。普段の買い物にも一緒に出かけたり、一緒に家事や勉強をしたり、趣味などにも興味を持ったり。

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干渉しすぎないように心がけつつ一定の距離を保ち、共通の話ができるように心がけました。多少の反抗はあったものの、娘が自然に話をしてくれるようになり、いまではショッピングやお茶などをしながら、お互いのグチも言い合える仲になっています。 娘の友だちは私たちの関係をとてもうらやんでいて、楽しいのかよく遊びに来るんです。私も仲間入りして、娘や友だちと話をしながらお茶する時間がとても楽しいです。反抗期の思いがけない副産物で、子育ての醍醐味を味わわせてもらってます。