きょうだいのこと
ひとりっこってわがままなの?
不快な発言は価値観の違い
国によって好まれる性別に傾向が(森戸さん)
男性による跡取り信仰が根強い親世代は、男の子を望みがちですが、 日本をはじめ、先進国のママたちは、話し相手になったり、一緒にお出かけできる女の子を好む傾向が。逆に、中国やインドは、圧倒的に男の子が人気。国や世代、環境によって価値観は大きく異なります。不快な発言は価値観の違いとわりきって。また、体の丈夫さや育てやすさは性差よりもずっと、個人差のほうが大きいです。
ひとりっこでも保育園できょうだいの疑似体験ができます(大豆生田さん)
ひとりっこでも、保育園できょうだいの疑似体験はできるし、子育て支援センターや近所の子どもたちと遊ぶなど、集団の中で育つことはいくらでも可能です。また、わがままにならないようにと頭ごなしに厳しくしつけるのは逆効果。子どもの行動を見守り、なぜそれをしたのかを聞いてあげて。思いを受け止めてもらうことや、遊んで得た成功体験から、自己肯定感と自己抑制力が育ちます。
新基準3
ひとりっこでも集団の中で育つことは可能
自己抑制力は思いを受け止めてもらうことから育つ
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