僕は妻の〝お手伝いさん〟(義明さん/37/会社員)

 

わが家は女性上位の家庭です。僕より年収の高い妻がその頂点に君臨し、妻の血を引いた3歳と5歳の娘が次位、もちろん僕は最下位に位置しています。 妻との出会いは取引先との打ち合わせ、相手担当の上司の女性部長が、のちに僕の妻になりました。彼女にひと目ぼれしてしまった僕は、我ながらよくやったと思うほどの猛アプローチ。「あなたが生きていく〝お手伝い〟をさせてください」という伝説のプロポーズの末、結婚しました。

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そんな始まりだった結婚生活ですから、僕は彼女の〝お手伝いさん〟としてプロポーズの公約を守っています(笑)。 家事全般はもちろんのこと、「肩が凝った」と言えば毎日寝る前に肩揉み。そうするうちに、彼女のためにリンパマッサージの資格もとりました。周りからは「お前に男としてのプライドはないのか!」なんて言われますが、この生活に心から満足しているんです。好きでやっていますから。 でも実は、ひとつだけお願いしたいことが。それは「11回くらい、キス&ハグしてほしい」ただそれだけ。娘たちの前ではいつもの「ゴッドマザー」でいいので、僕にだけは女の一面を見せてくれたらな~、なんて考えていますが…なかなか言えないものですね。