上司から誘われた場合の断り方


 

仕事をしていてもっとも断りにくいのが、上司からの誘いです。「チームワークを高めたい」「上司としてたまにはサービスしたい」といった愛情が含まれている場合も多く、無理に時間を工面して付き合っている方もいるかもしれません。

 

この時、男性の上司の場合なら、

 

・「子どものお迎えがある」 ・「家族の食事を作らなくてはいけない」

 

といった家庭の事情を伝えることで、仕方がないという気持ちになってくれることでしょう。

 

同居している両親や夫がお迎えや家事を行ってくれている場合も、そのことを素直に話してしまうと誘いが増えてしまうだけです。事前に、家事や育児は全部自分が負担していると伝えておくことで、不要な誘いを断りやすくなります。

 

逆に、たまには誘いに付き合いたいという場合なら、

 

・「珍しく家族が子どもを見てくれるので、今日はゆっくりしたいです」

 

といった言葉を述べながら、食事やお酒の席を楽しむようにすれば良いでしょう。

 

一方、上司が女性である場合、相手も結婚しているケースがあるため、家事や育児があっても誘いには付き合うもの、と強く言われてしまう例があります。

 

このケースでは、誘いが当日でない場合「スケジュールを確認してみます」などの言葉で、まずは答えを持ち帰りましょう。ストレートに断ってしまった場合、上司だけではなく、無理をして付き合っている同僚からの印象も悪くなってしまいます。

 

そんな最悪な状況を回避するためにも、食事や飲み会の費用程度のお菓子などを用意し、「都合で参加できませんが、参加される皆さんで食べて下さい」といった形で気持ちを示すと角が立ちません。

 

急な誘いの場合は、事前に家族の許可を得ないと外出できないと伝えましょう。この場合も、翌日にお菓子やスイーツなどを差し入れるようにすると円満におさまります。