それほど深い仲でもないのに、な〜んか距離感が近い人っていますよね。最近は「ママ」と「ママ友」の境界線が曖昧で、保育園や習い事などでは「ここにいるママはみんなママ友」って勘違いしている人も多いのだとか。「距離感が不思議」なトンデモママに急接近されて、戸惑いを隠せないママのお話です。
あなた、追い剥ぎですか?(美穂さん/34歳/サービス)
保育園で仲のいいママ友と、子ども服や小物などの貸し借りをしています。買うともったいないし、ほぼ同じサイズだから新しいものが着せられて楽しいんですよね。でもそれは、昔から仲のいいママ友だからできること。ある程度気心が知れてないと、なにかを貸すなんて無理じゃないですか。 そんな様子を羨ましいと思ったのか、ひと言もしゃべったことがないひとりのママが「その服かわいいわね~、私にも貸して!」と話しかけてきました。(いや、その前にあなた誰?)…名乗りもせず手を出す彼女に困惑しているすきに、私の手から子ども服をもぎ取るように持ち去ろうとします。これはもう、強盗まがいです!
さすがに彼女を追いかけ、持っていた服を返してほしいと言うと、「〝ママ友〟なんだからいいじゃない!」と逆ギレ…確かに〝ママ〟なんでしょうが、決して〝友〟ではありませんし、重ねて言うけど「あなた誰?」。 最近、「ママ友」という言葉が普及しすぎて、子どもの保育園や習い事が同じだったらみんな〝ママ友〟だと勘違いしている方が多いように感じます。彼女は他のママにも同じようなことをしているようで、園内でとても嫌われていることを後に知りました。