◆収納へのこだわりを捨てるべし!

4-2

そもそもの話、散らかる部屋には物が多いです。昨今は片付けブームが訪れており、収納グッズの売れ行きもよいと聞きます。一見便利そうな収納グッズが溢れていますが、実は収納へのこだわりは捨てた方が散らかりにくい部屋のキープに繋がります。どういうことかというと、つい収納グッズを買いすぎてしまう方が多いのです。 レンジの横などにちょっとしたスペースがあるご家庭は多いですね。そこにファイルボックスなどを置けば簡単に収納スペースができますが、ちょっと待ってください。 必要のない収納スペースを作ってしまってはいませんか? ここにメモ帳などを立てかけておけば便利だと思い、これまで使っていなかったメモ帳を買ってくるという方もいるのではないでしょうか。実はこれは本末転倒で、物が増えてしまう原因になる行動です。 ただの隙間にファイルボックスとメモ帳が追加されてしまうので、必然的に部屋に物が増えます。普段から使うものの収納に工夫をするのはよいですが、 隙間収納をするために物を増やすのはやめたほうがいいですね。 また、収納が必要になるときは物をストックしすぎていることも多いです。安売りで乾麺などを買い込み、収納場所に困ってしまったという経験のある方はいませんか? 緊急時に対する備えは必要ですが、日常生活を送る上で必要なものはスーパーマーケットなどに揃っています。乾麺や缶詰など保存できそうな食品にも賞味期限がありますから、ストックしておくにしても賞味期限の切れそうな食品から取り替えていくなど計画的に準備をした方がよいでしょう。 どうしても部屋を片付けられないという方は物を減らす方向にシフトしてみてもよいかもしれませんね。まだ使えそうな不用品があれば、バザーなどに出してみるのもひとつの手段ですよ。