最近では“冷え性”を専門とする外来が開設されたり、冷えに関する書籍が数多く出版されたりしています。様々な体の不調を引き起こすと言われる冷え性ですが、効果的な体の温め方をすれば症状も改善されていくそう。そこで今回は、手軽にできる対処法を紹介します。
放っておくと悪化する冷え性が多くの女性を苦しめる
今年の11月に放送された『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)には、イシハラクリニックの副院長・石原新菜先生が登場。今話題の“温活”について教えてくれました。
女性のおよそ8割近くが悩まされているという冷え性。実は体の冷えをそのままにしておくと、症状はどんどん重くなってしまいます。悪化具合をレベルで見ていくと、比較的軽い状態のレベル1は手足が常に冷えている“末端冷え”。レベル2は体の芯にある臓器が熱を保持しきれない“内臓冷え”と、手足は冷えているのに顔・頭が熱い“冷えのぼせ”の2つがあります。
そしてレベル3では、全身が冷える“低体温”と毛細血管が機能しない“ゴースト血管”といった症状に。冷え性が進行すると肌荒れやクマ、便秘、むくみなどが現れ、“おブス”の原因にもなってしまうので油断はできません。しかし正しい対処を行うことにより、冷え性の進行は止めることができますよ。