斎藤さん「撮影は魔法にかかったような時間」

 

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監督の大ファンだから「通行人役でも出たかった」と話す斎藤さん

 

クー監督のアニメ『TATSUMI マンガに革命を起こした男』に魅了され、ずっと大ファンだったと話す斎藤さん。クー監督が日本人キャストを探しているという情報を耳にして「通行人でもいいから出演したい!」と思い、スカイプオーディションを受けて見事、主人公の青年役に抜擢されたそうです。日本の文化を丁寧に描き、その素晴らしさ、大切さを改めて気づかせてくれたという監督の作品に、主人公役で出演することになった斎藤さん。このうえないよろこびを感じている様子が、その笑顔から手に取るように伝わってきました。

 

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監督の魔法にかかった気がしたと振り返る斎藤さん

 

「撮影中は、演じたという記憶や感覚が残っていません。クー監督の魔法にかかり、俳優として表現の真髄、新しい扉を開いてくれた気がします」と振り返る斎藤さん。続けて「フィルムメイカーとしての自分の未来も導いてくれた、壮大な出会いでした」と俳優そして監督としても影響を受けたことを明かしていました。