ホウレンソウはしてはいけない? 変わった禁止事項がある会社


“働き方改革”で注目を集めているカルビーは、“オフィスダーツ制度”を採用。“フリーアドレス制”を導入する企業は増えているものの、結局は仲のいいメンバーが固まってしまうという課題があります。これを解消するために、カルビーでは“ダーツの代わりに社員証を端末にかざして、当たった(割り振られた)席に座る”というシステムを導入。部署によっては1日に2回も隣の人が変わるので、良くも悪くも新鮮さを感じられますね。

 

未来工業は「社員が日本一幸せ」といわれる電気・設備資材メーカー。独特なのは「ホウレンソウ禁止制度」で、文字通り“報告・連絡・相談は禁止”としています。上司は環境づくりに徹し、あくまでも“見守り役”。“指示待ち人間を生まない”という社長のメッセージを表した制度です。

 

他にも日本ヒルズ・コルゲートの「ペットが亡くなった場合に社員に休暇を1日与える制度」や、ドワンゴの「エンジニアの定時出社を促す“女子マネ弁当”制度」などユニークな制度は少なくないようです。

 

みんなで気持ちよく働くために、ルールはしっかり守りたいもの。加えて、“どんなルールがより良いのか”を考えることも大切かもしれません。

 

文/内田裕子