娘が発表した「感謝の言葉」に、ある意味泣いた(真知子さん/35歳/秘書)
職業柄、いつもスーツをビシッと着て、受け答えや対応も丁寧。いかにも「ちゃんとしたお母さん」と思われている私なのですが、実は根っからの〝ズボラー〟。 リモコンは足で取ったり、ゴミを投げ入れたりして、しょっちゅう旦那に怒られています。旦那のほうが几帳面なので、掃除や片づけは彼の役目で、料理もお任せ…でも、保育園の周りのママにはバレていなかったのです。 ところが、先日の参観日。その日のテーマは「家族に向かってありがとう」という、親の涙腺を崩壊させるはずの企画でした。いざ娘の番になり、手にはハンカチを用意して聞いていたところ「お父さん、いつも美味しいご飯を作ってくれて、家をきれいにしてくれて、ありがとう」…まあ、そこまではまだよかったのですが。
「お母さん…」の呼びかけに、娘が続けた言葉は「ゴミ箱に上手にゴミを投げるやり方を、教えてくれてありがとう」!!! とたんに教室は大爆笑。娘はなにがおかしいのか分かっていない様子でしたが、私は手にしたハンカチで、違う意味で顔を押さえつつこっそり退室したのでした。