年末年始の過ごし方における“理想”と“現実”


結婚していても必ずしも旦那さんと一緒に過ごすとは限らない年末。年越しの過ごし方は人によって様々のようですが、世間が思う“理想の年末年始の過ごし方”は一体どのようなものなのでしょうか。

 

マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングは、20歳~69歳の男女を対象に「年末年始休暇に関する調査」を実施。のべ1100名にアンケート調査を行った結果、年末年始の“理想”と“現実”が明らかになりました。

 

まず“理想の年末年始の過ごし方”について尋ねてみると、第1位には「家族や親戚と自宅で過ごす(47.4%)」がランクイン。次いで第2位には「宿泊を伴う国内旅行(15.1%)」、第3位には「家族や親戚と帰省先で過ごす(9.9%)」が選ばれました。また少数派の意見には、「ひとりで自宅で過ごす」「日帰りの国内旅行」「友人と自宅で過ごす」「ショッピング・グルメ」などの声が上がっています。

 

様々な理想の過ごし方が上がる中、実際に“今年の年末年始の予定”についてもヒアリングを実施。すると最も多かったのが「家族や親戚と自宅で過ごす(60.8%)」、2位以降には「家族や親戚と帰省先で過ごす(13.6%)」「特にない(8.5%)」「ひとりで自宅で過ごす(4.6%)」「仕事(3.3%)」の順に並ぶ結果になりました。理想の過ごし方では第2位にランクインした「宿泊を伴う国内旅行」ですが、実際に今年の予定として取り入れている人はわずか3%。年末年始の理想と現実には、大きなギャップがあるようです。

 

平成最後の年末は、理想の過ごし方が実現できるといいですね。

 

文/内田裕子