ピーマンのえぐみを感じられない調理法


食感はみずみずしく変化しましたが、まだ苦みの根本は残っているパリパリピーマン。そこでここからは、よりピーマンの苦みを抑えた「まるごとホイル焼き」の作り方を紹介していきます。

 

用意する材料は、ピーマン4個とかつお節としょうゆだけ。アルミホイルを魚焼きグリルに乗せて、生のピーマンをそのままのせます。この時ピーマンをアルミホイルで覆ってから加熱してくださいね。強火で6~7分ほど温めたら、仕上げにかつお節としょうゆをお好みでかけて完成です。もしオーブントースターで加熱する時は、12分間加熱した後に3分間余熱のまま放置しましょう。

 

同番組でピーマンが嫌いな子どもたちに「ホイル焼き」を食べてもらったところ、「おいしい!」「うまい!」「おかわり~!」とスタジオが仰天するほどの反応を見せてくれました。

 

子どもたちがピーマンを食べられるようになったポイントは、ピーマンを“まるごと”焼き上げること。お茶の水女子大学の森光康次郎教授によると、食べた時に出る水分に気を取られてえぐみや苦みが感じにくくなったと言います。咀嚼するとハンバーグのように水分がジュワっと出てくるホイル焼きは、えぐみを弱めるのにうってつけなんですね。