先進国では世界的に問題になっているのがフードロスです。そんな中root-to-stem(ルーツ・トゥ・ステム)という新しいオシャレな食べ方を推奨する考え方が欧米などで注目されています。

 

root-to-stemとは、「根から茎まで」という意味で、通常私たちが食する実や葉の部分(可食部)だけでなく、栄養価の高い根や茎も食べることを推奨するもので、日本でも昔からきんぴらなどに野菜の皮を入れて一緒に炒めることなどは実践されてきたかと思います。

 

今回は冷蔵庫にあるものでできるブロッコリーのフロウ(コールスローサラダ)を紹介します。

 

材料: ・ブロッコリーの茎の太い部分 ・その他の野菜(今回はにんじんの可食部のみ) ・調味料(酢・マヨネーズ大さじ2、砂糖小さじ2、酒小さじ2、塩コショウ少々)※野菜の量に合わせて調節してください)

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まずブロッコリーの茎の太い部分を細かく刻みます。他の野菜も同様にすると早く調理できます。 野菜用のレンジタッパーに入れレンジで2分ほど加熱。湯がくのもいいのですが、時間がかかるし栄養分も逃げやすくなるのでレンジがオススメです。

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レンジ後。 茎部分とはわからないくらい、青々としていますね。

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調味料と合わせて、食べる直前まで冷蔵庫へ入れて冷まして出来上がり! コショウを多めに入れるとアクセントになり大人向けになります。大人ならお酒のおつまみにしてもいいかも!

 

根や茎を捨てずに使用するので、フードロス削減にも小さく貢献しますが、ワーママとしてはこれだけで“もう一品”ができてしまうのが◎! 味付けもマヨネーズ系だから子供も茎とは知らず、おいしい!と黙々と食べていました。

 

今日から茎は捨てずに!良かったらトライしてみてください。

 

CHANTOママライター/長井美有紀