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普段何気なく見ている天気予報。「普通の人には予測なんてできない」と思われがちですが、“紅葉の見ごろ”は計算で予測できるという新常識は知っていましたか? 今回は天気にまつわるアレコレを詳しく学んでいきましょう!

 

秋は洗濯物が乾きにくいってホント?


10月12日の放送の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)では、気象予報士の木原実さんが「秋のお天気業界」の常識を教えてくれました。

 

一つ目は“秋の洗濯物は乾きにくい”という新常識。秋晴れのイメージが強いですが、年間通しての降水量を見てみると9、10月は圧倒的な量の雨が降っています。夏が明けてすぐの日本列島付近は南から夏の温かい空気が、北からは秋の乾いた空気が入ってきて衝突。“秋雨前線”として停滞しているので、洗濯物が生乾きになるんだとか。

 

お次は天気予報でよく見かける“洗濯指数”。その日の洗濯物がどれだけ乾きやすいかを1~100で表した数字です。「数字が高ければ乾きやすい」というイメージで見ている人が多いようですが、じつは“綿100%の長袖シャツが3時間でどれくらい乾くか”を表した正確な統計があるよう。0~30だと室内に干すことをおすすめしていて、60だとじっくり干したほうがいい乾き度。90~100になると厚手の衣類やバスタオル、ジーンズも十分に干せますよ。