干渉されるのは関わるから(美和さん/28歳/販売員)
「子どものものは、すべて母親が作るべきよ!」
やたらとそう説教してくる年上のママがいます。彼女は服飾系の学校を出ていて裁縫が大得意、そのため自分の子どもの服や小物はすべてハンドメイドです。
でも私はというと、昔から超不器用。針を持てば指を刺し、雑巾も満足に作れたことがありません。でも「手作り=愛情」とは限らないと思いますし、彼女に「手抜きママ」とか「愛情が薄い」と批判されつつも、ハンドメイドは拒否してきました。 「保育園を卒業するまでの辛抱だ」なんて考えていましたが、ある日気づいたんです。「彼女と関わらなければいい」ということに。それはとても勇気がいることでしたが、彼女から距離を置くことにしました。 連絡はできるだけ取らないようにして、園で会っても自分から接触はしません。でも、こんな簡単なことが意外と効果的で、彼女からの干渉はめっきり減りました。「合わない人とは適度な距離を保つ、もしくは関わらない」…ママ友づき合いに、またひとつ教訓ができました(笑)。