頑固なシミは種類によって落とし方も変えてみよう!
化学メーカーの花王が運営するサイト「マイカジ」には、服についたシミを種類別に対処する方法が載っています。その中の代表的なシミ抜き方法をいくつか見ていきましょう。
まずはコーヒーやしょうゆ、ワイン、インクなどの落とし方。準備するのは洗剤と乾いたタオル、歯ブラシです。最初に乾いたタオルを敷き、シミのついた側がタオルに接するように衣類を固定。次に水をつけた歯ブラシでシミの周辺から中心に向かってたたき、下のタオルに汚れを移していきます。それでも落ちない場合は洗剤を溶かした液を少量だけ歯ブラシにつけ、その後に水ですすいで下さい。
またファンデーションや口紅を落とす時も、準備するものは変わりません。同じようにタオルを敷きますが、歯ブラシにははじめから洗剤の原液を少量つけます。この時、洗剤液は中心にたらすとシミが広がって輪ジミになるので注意が必要。周りから中心に向かって洗っていき、輪ジミにならないよう境目をぼかすのがポイントです。
洗濯機にかけるだけでは落ちない汚れも少なくありません。目立つシミを見つけた時はなるべく早く対処するように気をつけたいですね。
文/河井奈津