ATMやインターネットのシステムが進化したことにより、ネット銀行の普及など便利なサービスが次々に登場。最近ではスマートフォン1つで入送金を管理できるようにもなりました。そんな中で金融機関は、次の1歩となる革新的なサービスを開始しています。

 

銀行間の振り込みが24時間365日できる?


今年の10月9日に全国銀行協会は、異なる金融機関の間でも送金データを24時間365日処理する新システムを稼働させました。これを受けて三菱UFJ銀行や三井住友銀行をはじめ、メガバンク、地方銀行、ネット銀行、信用金庫、信用組合など多くの金融機関が24時間対応に。

 

これまでのシステムでは、平日の午前8時半から午後3時半までしか振り込みの処理ができないという時間的なネックがありました。そのため、金融機関が午後3時以降に受けつけた他行宛ての送金に関しては、翌営業日の振り込み扱い。金曜日の午後3時を過ぎてしまうと着金の確認は翌週まで伸びてしまうので、不便さを感じていた人も少なくありません。