仕事から帰れば「おかえり」と笑顔で迎え、おいしい手料理を並べ優しく微笑む妻…そんな結婚前の甘〜い妄想をズバッと裏切る〝鬼嫁〟たち。夫たちが浴びせられた砲火が破壊力ありすぎ…「家庭という名の戦場」で生きる夫たちの切ない告白です。
鬼嫁の厳しい家事チェックに修行中の身(孝彦さん/33歳/会社員)
職場の仕事は厳しいです。書類の不備や伝達不足や段取りの落ち度など、あらゆることを厳しくチェックされます。でも、どんなに厳しくても「家族のため、息子のため」と思えばがんばれます…でも僕にとっては、やり甲斐のはずのその「家庭」が鬼門。それというのも、職場の上司以上に「妻のチェック」の厳しさが尋常じゃないんです。
たとえば、家事をこなすのが遅いと「まだやってるの!? それが終わらないと掃除ができないじゃない!」と言われ、完璧にできていないと「何度言ったらできるの!」と言われ、機嫌が悪いと「無能!」「ノロマ!」なんて言葉も飛んでくることも…とはいえ、自分の家事能力不足は事実でもあるので、なかなか言い返せません。 でも、仕事から帰るのが憂鬱な日があるのも事実。一度「僕がやるより、自分でやったほうが早いんじゃないかな?」と提案したことがありましたが、案の定ブチ切れられました。 「息子が物事からすぐ逃げ出すような男になったら、アンタのせいだからね!」と脅され、いまはひとつでもしっかり家事をこなせるように修行中…鬼嫁には逆らえませんから…。