人生には、一歩を踏み出すための“勇気”が試されるシーンがあります。『500ページの夢の束』の主人公・ウェンディは、夢を叶えるために大きな一歩を踏み出します。自身が書き上げた脚本をコンテストに出すため、オークランドからロサンゼルスへと向かうのです。誰にも内緒で愛犬のピートと一緒に旅に出るウェンディ。無事に脚本を届けることはできるのでしょうか。
映画『500ページの夢の束』
すっかり大人になった天才子役、ダコタ・ファニング
主人公・ウェンディを演じるのは、『I am Sam アイ・アム・サム』ではショーン・ペンと『宇宙戦争』ではトム・クルーズと共演し、天才子役っぷりを発揮したダコタ・ファニング。すっかり大人の女性になりました!
自閉症を抱えるウェンディは『スター・トレック』が大好きで、その知識はかなりのもの。そんな彼女の趣味は『スター・トレック』のオリジナル脚本を描くことです。ある日、『スター・トレック』の脚本コンテストが開催されることを知ったウェンディは、渾身の脚本を書き上げます。しかし、郵送では締め切りに間に合わないことに気づきます。
そこでウェンディは、自分で直接脚本を持ち込むことを思い立ちます。愛犬を連れ、数100キロ離れたハリウッドまでの旅に出ると決意したウェンディ。旅に出ることは誰にも内緒。そのうえ、ウェンディは街を出たことすらないのです。1人と一匹。どんな旅が待ち受けているのでしょうか。