うっかりお持ちしたケーキが波紋を呼んだ!(香織さん/30/美容部員)

それはあるママ友宅に、親子で子どもの誕生会に呼ばれたときのこと。一緒に招かれたメンバーと相談して、いちごのショートケーキとスナック菓子、ジュースを買っていくことにしました。 自宅に着いて最初に迎えてくれたのは、主役である彼女の息子・Aくん。私たちが持ってきたお土産を見たAくんは異常なほど喜び、飛び跳ねながらリビングに向かっていったんです。彼がなぜそんなに喜んだのか…私たちはその数分後、思わぬ形で知ることになります。 リビングに入ると、お土産を見た彼女は血相を変えて「早くしまって!!」と怒鳴ったんです。何事かと固まる私たちに、彼女は「そんな添加物だらけのものを子どもにあげないで! 息子を殺す気なの!?」と…私たちはそのときはじめて、彼女が超自然派志向だったことを思い出しました。

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謝りながらケーキの箱を片づけて食卓に着くと、そこには「野菜中心の身体に良い料理」が並び、デザートは「限りなく糖質を抑えた大学芋」だけ…たしかに、毎日この食生活だったら、ケーキ見ただけで飛び跳ねるのも無理ないわ。 結局お土産のケーキは、「二度と持ってこないで!」と帰りがけに突き返されてしまいました。