家族&子どもの健康や体質を考えて、食や生活全般にこだわる「自然派志向」のママたち。それはそれでよいことですが、なかには思い入れの強さから周りにもゴリ推ししてしまう人もいるようで…面食らってしまったママたちの体験談です。
無添加のパン作りを強要するママ友(美奈さん/29歳/化粧品販売)
ある日公園で、1歳年上のママ友と話していたときのこと。そのママ友に、「◯◯のパンがおいしいよ! 親子でハマってて」と市販の新商品を勧めたことで、めんどうなことになってしまいました。 私の言葉を聞いたとたん、彼女の顔が一気にこわばり、軽蔑するような目で「市販のパンなんか子どもに食べさせてるの?」と聞いてきたんです。 そして、「市販のパンにどれだけ添加物が含まれているか」「2週間経ってもカビひとつ生えないなのはなぜか」など…真偽も知れぬ、聞いてもいない情報をまくし立てはじめました。 最終的には、「私が無添加でおいしいパンの作り方を教えてあげるから、うちにいらっしゃいよ!」と強引に家に連れて行かれることとなり…無添加パンの作り方を教わり、使っているホームベーカリーの型番と材料のリストを渡され、「絶対にこれ買うんだよ!」と念押しされて、ようやく解放されました。
それから会うたびに「作った?」と聞かれますが、なんとかごまかし続けています。彼女の気持ちはありがたいんですが、私は無添加のパンではなく、あの市販のパンが食べたいんです!!