『どこまでもデリケートなカバ』

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体長4mもあるカバは、見た目はどず黒くて強そうですが、草食動物です。しかしアフリカでは毎年多くの人がカバに襲われ命を落としていることから、ライオンやゾウよりも恐れられているといいます。草食動物なのにどうして?って思いますが、それは縄張り意識が強いから。縄張りに入った者には容赦なく襲いかかるのです。 そんな凶暴な一面を持つカバですが、本来はしょっちゅう耳を動かし周りの様子をうかがう神経質な動物。その上、お肌がとっても弱いんです。カバは太陽の光に当たるとお肌がヒビ割れてやけどしたような状態になってしまうのです。 動物園に行くと、日中はよく水の中に入っている姿を見ますが、それはやけどしないようにお肌をケアしていたんですね。人間もお肌の乾燥は老化につながります。カバも人間も保湿ケアが大切ということなのです。