自然体のプーさんの哲学
のんびり屋さんでマイペース。はちみつが大好きなプーさんは、クリストファー・ロビンから「何をするのが一番好き?」と尋ねられます。すると、「はちみつを食べるのは最高だけど、食べてるときよりいざ食べようとする瞬間のほうがもっといい」と答えるプーさん。プーさん、ただのはちみつ好きではなかったんだと感心した直後に、「本に書いてあったんだよ」というセリフが続きます。自分の考えじゃなくて、そう書いてあったんだよと素直に言えるプーさん。
ありのままの自分で、気取らない。なかなかできないことだからこそ、自然にそれをやってのけるプーさんに“凄さ”を感じてしまいます。プーさんの言葉や言動は、ナチュラルなのにとても深い! コミックス版では、数コマの中にプーさんの魅力がぎゅっと詰まっています。