働くシングルマザーの保険は、できれば手厚く

次に、家計を支える大黒柱として、万が一のときの子どもたちの生活保障を充実させましょう。特に死亡保険は定期や終身ではなく、収入保障タイプの保険を検討してみてください。 これは母親が死亡したときの生活保障として、毎月1030万円が子どもが独立するまで支払われるもの(金額や期間の設定は自由)。万が一早く亡くなれば、その分保険金総額が多くなり、保険料も定期や終身に比べ安いのが魅力です。

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また、医療保険は高額療養費制度の恩恵で、入院や手術でかかった医療費の自己負担額は約10万円といわれています。この分は貯金でまかなうと考えれば、医療保険は不要です。 しかし、がんなどの三大疾病にかかった場合は、保険適用外の治療を受けたり、入院や治療が長引くケースもあるので、保険料との天秤にかけながら加入を検討してもいいでしょう。 加入の際は不安を煽るセールストークにつられて、「特約」をつけすぎないように注意しましょう。もしも心配なら、保険に対しては中立の立場で活動しているFPに、相談するのも手です。

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