アジアのユニークなガチャガチャ


運命ガチャは斬新なシステムで注目を集めていますが、日本のガチャガチャは精巧なデザインとマニアックなおもちゃが高い評価を得ています。例えば「バンダイ」が8月下旬より展開した「だんごむし」シリーズは、手のひらサイズに巨大化したダンゴムシが中に詰まったガチャガチャ。

 

足の形や触覚・甲殻のデザインはまさに本物のダンゴムシそのもので、複雑な体の構造が完璧に再現されています。ガチャガチャマニアからの支持も多く、ネット上では「何でダンゴムシを商品化しようと思ったのか(笑)」「ガチャガチャでとったダンゴムシが、しっかり丸くなる構造になってて感動した」「コンセプトが謎すぎるけど、ダンゴムシを細部まで完全再現したところに愛を感じる…」といった反響の声が多数上がっています。

 

一方でカプセルの中身ではなく、ガチャガチャ本体が話題となるケースも。以前放送された『有吉ゼミ』(日本テレビ系)では、台湾で大人気の“超巨大ガチャガチャ”が紹介されました。昨年7月に台湾南部の都市・台南に設置されたガチャガチャは、なんと高さ6メートルの超巨大サイズ。機械全体の大きさは、一般的なガチャガチャの約600倍というから驚きですね。中にはカプセルでなく、色とりどりのカラーボールが入っています。台湾ではガチャガチャをバックにインスタ映えする写真を撮るのがブームとなり、ガチャガチャ目当てで台南を訪れる旅行客も少なくありません。

 

様々な方向へ進化を遂げているガチャガチャ業界。今度はどんなガチャガチャが注目を集めるのでしょうか。