子どもの幸福度と関係が深い「親子のお菓子作り」


1人でも楽しいけれど、数人でワイワイ楽しみながらできるのもお菓子作りの魅力。「森永製菓」は以前、親子のお菓子作りが子どもに与える影響について研究内容を発表しました。

 

研究結果によると、お菓子作りにチャレンジしている最中は子どもの脳が活発に動き出すそう。「卵を割る」「フライ返しでひっくり返す」など、“程よい難しさ”の作業が脳の活性化に効果的とも判明しています。

 

また親子で行うお菓子作りは、子どもの自己肯定感を高める効果があることも分かりました。実はお菓子作りの工程には「達成感を感じる」「人から褒められる」など、自己肯定感をアップするために必要な要素が満載です。大学生を対象に行ったアンケートでは、子ども時代にお菓子作りを体験した人の方が人生に対してポジティブという結果に。

 

自己肯定感を高めるにはホットケーキ作りが最適で、家族カウンセラーの宮本まき子先生も「ホットケーキ作りは手軽で失敗することが少ないため『達成感』を得やすい料理だと思います」と太鼓判を押していました。

 

楽しいだけでなく、幸福になるヒントも詰まっているホットケーキ作り。気になった人は、子どもと一緒にトライしてみては?

 

文/内田裕子