電話に出た姑は「なんか用?」と…(淳子さん/34歳/パート)
娘がまだ3か月のころ。とにかくよく泣く子で、3時間泣き続けるなんてことは日常茶飯事。あまりに泣き止まないので病気なのかと思い、救急外来に駆け込むことも。 そのせいか私は育児ノイローゼ気味になり、家にいると気が狂いそうになるので、毎日娘を抱っこしてあちこちに出かけるようになりました。 実母はフルタイムで働いていたので、つらいときや困ったときに頼れるのは姑だけ。申し訳ないと思いつつも夫の実家におじゃましたり、ときには娘を預けて母乳マッサージに行かせてもらったりと、甘えてはいたんです。 そんなある日、いつものように泣き止まない娘に疲れ果てた私は、つらさのあまり姑に電話をしました。これから行ってもいいか聞こうと思ったんです。ところがその気配を察したのか、電話に出た姑は開口一番、ものすごくつっけんどんに「なんか用?」。
あまりのショックに言葉も出ず、「…すみません、間違えました」と間違い電話を装ったあと、涙が止まりませんでした。それからは実家に行くことはなくなり、いまではもう顔を見るのもイヤな存在です。