米と並んで、日本の2大主食として君臨しているパン。現在日本では米よりもパンにお金をかけている家庭が急増しており、米をも脅かす存在になってきています。さかのぼると幕末から日本人の食生活を支えてきたパンは、現在海外でも人気沸騰中のよう。
何故ニッポンのパンは人気なの?
8月1日に放送された『未来世紀ジパング』(テレビ東京)では、ニッポンのパンについてピックアップ。アジア諸国で、“ニッポン式”のパン屋が増加しているワケを探っていきましょう。
世界第3位の米消費大国であるインドネシア。1日1人当たりおにぎり8個分の米を食べるほど、米が大好きな国です。しかしニッポン式のパン屋を出店したところ、米の存在を脅かすほど大ブームに。VTR中でパン屋に来ていた女性も「日本のパンは柔らかくて美味しいです。他とは全然違いますよ」と、パンをいくつも手に取りながら大絶賛していました。
ブームのワケはその“甘さ”。元々甘い物が大好きなインドネシアの人には、ヨーロッパの硬いパンよりもニッポンの甘くて柔らかいパンがウケたそうです。
この理由に視聴者からは、「確かに以前インドネシア旅行へ行った時はパンなんて見なかったな」「アジアでニッポンのパンが受け入れられてて嬉しい!」「おやつ感覚で食べやすいしね!」といった驚きの反響が相次ぎました。
さらに日本のお隣・韓国では、ニッポンの“甘み”“やわらかさ”を真似たパンがブームを巻き起こしています。大人気店では整理券が配られていたり、「焼き上がって1時間以内のパンしか提供しない」というこだわり店のみが生き残るほどパン屋が乱立。ヨーロッパの硬いパンよりも、ニッポン式のパンの方がアジアではウケが良いようですね。