ママ友と同士で自慢しあったり、マウンティング合戦をするのは、お互いまだ「勝負になる相手」として認識してる証拠。ところが、圧倒的な格差がある本物の〝セレブママ〟となると、ライバル心すら起こる余地もないようです。予想外のセレブっぷりに開いた口が塞がらなかったママたちの、完敗ストーリーをどうぞ!
「運転は運転のプロに任せなさい」(真帆さん/31歳/パート)
同じ保育園に子どもを預けているAさん(明らかにセレブ)は、毎朝タクシー通園。Aさんが子どもを送って先生に挨拶している間も、タクシーはずっと園の前に横づけして、Aさんが出てくるのを待っています。
通り過ぎるママ友たちに軽く挨拶をしながら、髪をかき上げ颯爽とタクシーに戻っていくAさんを見て、正直腹立たしい気持ちもありますが、うらやましさのほうが勝ってしまう私。なんたって私は雨の日も風の日も、とても暑い日も、自転車をひたすら30分こいで通園ですから…。 ある日、「いつもタクシー通園っていいですね」と少々のひがみを込めて言ってみると、Aさんは「主人がタクシーで行けっていうんだもの、私は自転車とか車とか運転したいのよ?」と。 なんでも、「事故でも起こしたらいけないから、運転はプロに任せなさい」と言われているのだとか。安全のためにかかるお金は、「必要経費」だそうです。一般庶民の私にはあまりに異次元な話すぎて、しばし呆然としていました。